「他社より100万円以上も安い!」その見積もり、本当に安全ですか?

お役立ちコラム

店舗出店や空き家のリフォームにおいて、複数社から相見積もりを取った際、1社だけ飛び抜けて安い見積もりを出してくる業者がいます。
初期費用を抑えたいオーナー様にとって非常に魅力的に見えますが、実はここに「後から高額な追加費用を請求される」という最大の罠が潜んでいます。

【結論ファースト】
一言で言うと、安すぎる見積もりは「店舗をオープンさせるために必ず必要な工事(電気容量アップや給排水工事など)」が意図的に削られています。工事が始まってから「これがないと営業できませんよ」と追加工事を迫られ、最終的には相場よりもずっと高い金額を支払わされる手口が非常に横行しています。

【実録】追加工事費で荒稼ぎする業者の3つの手口

建築のプロとして数々の見積もりをセカンドオピニオンしてきた中で、悪質な業者がよく使う「安く見せかける手口」を3つ公開します。

1. 見えない「インフラ設備工事」を丸ごと抜いている

飲食店や美容室に不可欠な「電気の容量(アンペア)アップ」や「太い水道管への引き直し」といったインフラ工事は、数十万円単位のコストがかかります。
悪徳業者は契約を取るためにこの費用を見積もりから除外しておき、着工後に「今のままでは機材が動かないので、追加でインフラ工事が必要です」と逃げ場のない状態で請求してきます。

2. 「別途工事」というマジックワードを多用する

見積書の備考欄に小さく「※〇〇工事は別途」と書かれているケースです。エアコン設置工事、照明器具の取り付け、さらには産業廃棄物の処理費用まで「別途」にされており、安いのは単に『箱を作るだけの費用だった』という罠です。素人にはどこまでが含まれているのか判断できないことを悪用した手法です。

3. 材料のグレードを極限まで落としている

表面上は綺麗に見えても、耐久性の低い家庭用の壁紙を店舗に使ったり、水回りにもかかわらず耐水性のない安い床材を使用したりするケースです。オープンして半年もしないうちに剥がれやカビが発生し、結果的に修繕費用が高くついてしまいます。

よくある質問(Q&A)

Q. 安い業者と契約する前に、どうやって見抜けばいいですか?
A. 結論から言うと、「この見積もりだけで確実にオープンできるか?」を一筆書かせることが有効です。
見積もりをもらった際、「別途かかる費用があるなら、それも含めた総額の予想を出してください」と強く要求してください。口を濁したり、詳細な内訳(一式ではなく)を出すのを渋る業者は要注意です。

Q. すでに契約してしまい、追加請求を言われました。どうすべきですか?
A. 絶対に即答で支払いを承諾せず、工事内容の根拠を要求してください。
「なぜ事前の調査で見抜けなかったのか」「本当にその追加工事がないと機能しないのか」を論理的に詰める必要があります。ご自身での交渉が難しい場合は、すぐに第三者の専門家(セカオピ)に図面と見積もりを見せてください。


【店舗出店・リフォームをご検討中のオーナー様へ】

建築・リフォームの見積もり金額に少しでも不安を感じたら、そのまま契約せずに一度プロの目線を通すことをおすすめします。

株式会社イーリンクスでは、第三者の立場で適正価格をジャッジする「セカンドオピニオン(机上診断)」を無料で実施しております。
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