■ プロジェクトの概要
| 業態(ジャンル) | パーソナルトレーニングジム(完全個室フィットネススタジオ) |
| 物件の状態・広さ | テナントビル空中階(元オフィス・事務所仕様)/ 約12坪(約40㎡) |
| 工事総額 | 約200万円 |
| 当初の課題 | 階下がテナント(歯科医院等)のため音・振動対策が必須。事務所用の露出した古いミニキッチンや狭いトイレを、明確に決められた予算内で「更衣室付きの洗練されたジム空間」へ生まれ変わらせたい。 |
| 当社の解決策 | 限られた予算からの「逆算設計」。不要なミニキッチンを撤去して独立した洗面・更衣スペースと拡張トイレを新設。防音マット+長尺シート、ダウンライト11台新設、壁一面の大型ミラー連貼りを過不足なく約200万円で実現。 |
■ お客様の抱えていたお悩みとご要望
「駅前の空中階テナント(元オフィス・約12坪)でパーソナルジムを開業したい。予算の上限が明確に決まっているため、この予算の中で階下の歯科医院への防音対策をしっかり行い、お客様が快適に着替えられるスタイリッシュな空間を作りたい」というご相談をいただきました。
現地調査で確認された主な課題は以下の通りです。
- 階下テナント(歯科医院)への防音・防振対策: ダンベル・器具の使用や足音による衝撃・振動が階下に伝わるリスクを確実に防ぐ必要がありました。
- 事務所用の露出したミニキッチンと狭いトイレ: ジムでは不要な古い流し台が丸見えで、トイレも狭小。女性や一般のお客様が安心して着替えや準備ができる「更衣室(着替えスペース)」がありませんでした。
- 無機質な直管蛍光灯とオフィス仕様の内装: 白壁と事務所用蛍光灯のままでは、パーソナルジムとしての特別感や集中できる雰囲気が作れません。
一般的な内装会社に依頼すると、「スケルトン解体」や「大掛かりな配管移設」を勧められ、すぐに300万〜400万円へと予算が跳ね上がってしまいます。当社は施主様の事業資金を守るため、「決まった予算から逆算し、既存を活かしながら必要な箇所へ集中投資する防衛プラン」を提案しました。
■ イーリンクスからのご提案(総額約200万円の逆算施工)
無駄な解体費や過剰スペックを徹底的に削ぎ落とし、優先順位を絞り込んだ具体的な施工内容は以下の通りです。
- ① 防音マット+消臭レストリューム長尺シート(40㎡全面施工):
高額な全面二重床工事を行わず、床下地に「防音マットZS(3mm)」を全面敷設。その上に重歩行用で意匠性の高い「木目調・消臭長尺シート」を施工しました。さらにトレーニング器具エリアには専用の高密度ラバーマットを配置し、階下への防音・防振対策を低コストで完璧に両立させました。 - ② 不要なミニキッチンを撤去 ➡「洗面・更衣室スペース」新設&トイレ拡張:
ジムには不要だった古いミニキッチンを撤去し、コンパクトな洗面手洗いを新設。間仕切り壁を新設し、スタイリッシュなブラックの「Panasonic製 片引き戸(トイレ)」と「開き戸(洗面更衣室)」を設置。大掛かりな給排水配管の大移動を避けつつ、快適に着替えができるプライベート更衣室と拡張トイレを実現しました。 - ③ 蛍光灯撤去 ➡ ダウンライト11台新設&シックなクロス張替え:
オフィス用の直管蛍光灯を撤去・配線改修し、天井下地(ベニヤ)を組んだ上で、温かみのあるダウンライト11台をバランスよく配置。壁・天井には計160mのシックなアクセントクロスを施工し、隠れ家スタジオのような高級感ある空間に一新しました。 - ④ トレーニング専用 大型壁面ミラー(連貼り)施工:
トレーニングの正しいフォーム確認に欠かせない大型ガラスミラーを壁一面に連貼り。12坪の空間に奥行きと広がりを生み出しました。
■ 施工のビフォー・アフター




約12坪の無機質な元オフィスが、総額約200万円でここまで劇的に生まれ変わりました。無駄な工事を省き、既存の給排水や躯体を賢く活用することで、限られた予算であっても一切妥協のないプロ仕様のパーソナルジムを完成させることができます。
■ 担当者より:予算から逆算し、手元に資金を残す開業を
内装業者の言いなりになってオーバースペックな工事を行ってしまうと、開業直後の一番大切な時期に運転資金が枯渇してしまいます。
大切なのは「いくらかかるか?」ではなく、「使える予算の中で、どう工夫して最高の集客空間を作るか?」です。株式会社イーリンクスでは、図面と見積書を徹底的に精査し、施主様の事業成功を最優先にした逆算設計をご提案いたします。


