【プロが解説】DIY・ハーフビルドで店舗内装費は本当に下がる?プロが教える「自分でやっていい工事・ダメな工事」

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【プロが解説】DIY・ハーフビルドで店舗内装費は本当に下がる?プロが教える「自分でやっていい工事・ダメな工事」

開業資金を少しでも抑えるため、プロの業者と施主が分担して工事を行う「ハーフビルド」や、壁の塗装などを自分たちで行う「DIY」を取り入れるオーナー様が増えています。しかし、安易にDIYを取り入れた結果、「想定以上に時間がかかり家賃を無駄にした」「仕上がりが素人っぽく客単価を上げられない」という失敗が多発しています。本記事では、DIYの現実と正しい取り入れ方を解説します。

一言で言うと:経営者の「自分の時間単価(時給)」を計算せずにDIYをするのは、本末転倒のコストカットです。

自分でやれば職人の人件費(1日2万〜3万円)は浮きますが、プロが1日で終わる作業に素人は3日かかります。

1. 「自分でやってはいけない工事」の代表例

電気・ガス・水道などの「インフラ設備(資格が必要なもの)」はもちろんですが、実は「下地処理(パテ埋め)」や「床のクッションフロア貼り」もDIYは避けるべきです。下地処理が甘いと壁紙や塗装がすぐに剥がれ、床の施工ミスは水漏れや段差の原因になり、後からの手直しでプロに依頼すると通常の2倍以上の費用がかかります。

2. DIYのせいで「消防署・保健所の検査」に落ちるリスク

店舗の場合、使用する材料(壁紙や木材)に「防炎性能」や「耐水性能」が求められます。ホームセンターで安く買った材料でDIYをした結果、消防署や保健所の検査に引っかかり、オープン直前に全てやり直しになる悲劇が起きています。

3. 「自分でやっていい工事」は仕上げの装飾のみ

プロの目から見て、DIYを推奨できるのは「万が一失敗しても後から簡単にやり直せる部分」だけです。例えば、客席の壁の一面だけをアクセントカラーで塗装する、既製品の棚を取り付ける、インテリアや小物を配置する、といった「装飾(デコレーション)」に留めるのが最も賢い選択です。

よくあるご質問(Q&A)

Q. どうしてもDIYで費用を抑えたいです。プロにサポートしてもらうことは可能ですか?
A. 可能です。ハーフビルドを歓迎する業者に依頼し、「骨組みやインフラはプロが施工し、最後の塗装だけを施主が行う」という明確な境界線を引いて契約してください。

Q. DIYの失敗でオープンが遅れると、どれくらいの損害になりますか?
A. 家賃が月額30万円の場合、1ヶ月オープンが遅れるだけで30万円の丸損です。さらにその期間に見込めたはずの売上(仮に100万円)を逃すため、「プロに20万円払って1ヶ月早くオープンする」方が圧倒的に儲かる計算になります。


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